女性ホルモンは年々減って行きます。
わたしは30代後半頃(もちろん個人差はあります。)から生理前や排卵期など体に不調をきたすようになってきました。更年期症状とまではいかなくとも、なんか吐き気がする…気分が優れないな…ってことが増えました。病院行っても異常なし、病名がつけられないけど、不調なのは確かなのに、辛いことありますよね。
最初は気のせいかな、疲れてるのかも…って思っていたけど、だんだん無視できなくなってきます。
この不調こそが、女性ホルモン(エストロゲン)の減少からきています。この不調の種類は90以上にも及ぶと言われています。
エストロゲンは全身に作用し、まさに私たち女性を創る働きをしています。エストロゲンが減ってくると、自律神経のバランスが乱れ、不調が現れます。ストレスや寝不足、生活環境に左右されやすい人は、特に不調が強く現れやすいです。
女性ホルモン(エストロゲン)を増やす方法。
私たち女性を創る働きをしているとされるエストロゲン。
体内でエストロゲンを増やせれば不調から解放されるかもしれない。
このエストロゲンと言う女性ホルモンと似た働きをする『エクオール』。
エクオールは大豆イソフラボンを腸内細菌の力で変換されてできる成分で、女性の2人に1人しかこの成分を作れる腸内細菌を持っていないと言うのです。だから、もうサプリで摂るしかないです。
かつては、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンと言われていましたが、
なので、女性ホルモンのために納豆や豆腐、豆乳など大豆イソフラボンが摂れるものを積極的に食べてたとしても、自分が大豆イソフラボンをエクオールに変換できる腸内細菌を持っていなかったら•••
ただ、タンパク質や鉄分などの栄養を摂って(や、とっても栄養価高いのでぜひ進んで食べよう。)期待していた女性ホルモンへの働きかけがほとんどないことになります。
だからサプリで補おう。
わたしが通っているレディースクリニックでも売ってる製薬会社のサプリです。
年齢と共に減っていくと分かっている女性ホルモンだから、不調が続きすぎて日々の暮らしに支障をきたす前に、きちんと補って少しでも快適に過ごしたいです。
自律神経との関係。
女性ホルモンが減少すると、脳の視床下部がホルモンを回復させるよう卵巣に指令を出すんだけれど、
卵巣機能が落ちてホルモンを分泌できないので脳がパニックを起こします。
これが、女性ホルモンの減少から起こる不調と自律神経失調症の症状が似ている理由です。
どちらも、脳の視床下部のコントロールでバランスを保っています。
自律神経失調症と更年期の似た症状は色々ありますが、
- 気持ちの部分 → イライラ、気分の落ち込み
- 体の部分 → 動悸、息切れ、頭痛
- 内臓系 → 胃腸の調子が悪い、下痢、便秘
ざっとこんな感じでしょうか。
わたしは若い時に自律神経失調症と診断を受けましたが、特に治療もせず、今に至ります。
途中、6年くらいパニック障害になりましたが•••。
それも、自律神経がうまく行っていないからだったと、わかりました。
自律神経がうまくいかない人は、更年期の症状が出やすいと言われています。
おそらく少しの症状にも気付きやすいってところもあると思います。
自律神経系が弱い人は、自分の体や心の変化にとても敏感です。
ホルモンバランスがうまく行かないと、自律神経も乱れるし、その逆も然りです。
ものすごいストレスが多かった月に生理が遅れたり、生理が止まってしまったりした経験ありませんか?こうして、自律神経と女性ホルモンは常に関係しています。
どちらもストレスや睡眠不足、運動不足に左右されます。
自律神経を整える方法。
- 質の良い睡眠。
- 朝日を浴びる。
- 適度な運動。
- 入浴。
- ストレスを溜めない。
- 腸を整える。
- 体を冷やさない。
これだけのこと?と思うかもしれませんが、意外とこれ全部を続けて体にルーティンとして染み込ませるまでは、時間がかかります。
質の良い睡眠を取るには、寝る前にスマホを見ないとか、食事は寝る3時間以上前に済ませるとか、入浴をするとか色々あります。それをしたからと言ってみんなが朝までぐっすり眠れるとも限らないので、自分のタイミングや、いい方法を見つけることが大事です。
過去記事もぜひご覧ください。
こうして、生活習慣を少しずつ改善することで、体質も改善され、女性ホルモンも整えることができます。サプリメントに頼ることだって大事です。食事だけでは補えない栄養素はありますので、上手に取り入れて体調を整えたいですね。
サプリメントは栄養補助食品で、薬ではないですが、飲み過ぎは肝臓に負担をかけます。
医師から処方されている薬がある方がサプリメントを取る場合は、医師に相談をしてください。
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